2015年から使っているノートパソコンを新調した。

使っていたのはNEC VersaPro VY-14というタイプだ。

VersaProというのはNECパソコンのビジネス用モデルのこと。

どういう区分けかわからないが、日本のパソコンメーカは

ビジネス用と一般用にモデルを分けている。

ビジネス用には指紋認証がついているなどの明確な違いがあれば

いいのだが、そういう物ではないみたいだ。

(おそらくサポート内容が変わっているのだろう)

https://i1.wp.com/gfutility.com/shonairyokuchi/wp-content/uploads/2018/05/052610.jpg?resize=288%2C230&ssl=1

このタイプの特徴としては

  ・軽量 (0.87Kg バッテリが大容量タイプだったので1Kg近く)

  ・コンパクト (B5ノートサイズ)

  ・そこそこの拡張性

だったので2009年製にも関わらず長く愛用できた。

どのような拡張をしたかというと

  ・HDD(80GB) → SSD(256GB)

  ・メモリ 1GB → 5GB (公称は3GBだが4GBも認識してくれる)

  ・無線LAN/Bluetooth 内蔵化

  ・USBポート増設(PCIカードにツライチを追加)

といった内容だ。

CPUがCore2DuoSU9400/1.4Gと貧弱だったのだが(テキスト編集くらいには全く問題ないレベル)

ほぽ同型のVersaPro VC-Aを購入し、Core-i7にアップグレードしている。

素直にVersaPro VC-Aに拡張したものを乗せ換えればよかったのだろうが、

外観傷が多く、見た目的に許しがたかったので基板の載せ替えを実施した。

そうすることで、いろいろな処理に余裕が出てきた感がある。

軽量なので、現在も使用しているのだが持ち運びには少々不便である。

最新の機種と比較すると、厚みが耐えられなくなっている。

2.5cmの厚みなのだがバッグに入れて持ち運ぼうと思うとかなりかさばってしまう。

これを打破すべくいろいろとパソコンを物色してしまった。

VAIOのネットブック、VAIO Type-Pも買ったのだが

VAIOのネットブックは一回り小型ではあるが、重量はVersaProよりも重い。

VAIO Type-Pはコンパクトだが、バッテリーの持ちが悪く、何を処理するにしても遅い。

結局この2つは売却することとなった。

そこで、最近軽量PCを出しているFujitsuのLifebookを検討してみた。

当然ながら、ここ2~3年のモデルというものは中古でも高価なので購入する意欲がなく

2014年くらいのモデルが適していると考え、Lifebook S904/Jという、ビジネスモデルを購入する。

https://i1.wp.com/www.be-stock.com/pub/media/catalog/product/cache/c687aa7517cf01e65c009f6943c2b1e9/s/9/s904.jpg?resize=432%2C308&ssl=1

少し前に購入していた8GBメモリがそのまま使用できたので、メモリ10GBという

モンスター中古PCの完成だ。

と思っていたのだが、モバイルするにはかなり無理があった。

13型のモニタは、FullHD解像度を得るために仕方がない妥協だ。

それも含め1.42kgというのは妥協してもよかった。

しかし、バッテリー部分の厚みはなんだ。

写真からは全くわからなかったのだが、バッテリーの厚みが他のすべてのメリットを

帳消しにしている。

あれは実物を手にしないとわからないように、巧みにカメラマジックで薄く見せている。

(写真見てもわからないでしょ?結構モニタ下には厚みがあるんです。)

こういう事もあって、一気に冷めてしまった。

しかし、FullHD解像度のノートパソコンは欲しい。

この欲求は止められない。

近所に、パソコン工房があるので、そこに立ち寄って中古PCを眺める。

さすがにNECの軽量薄型パソコンは魅力的だ。しかし7万も出せる余裕はない。

と、その近くを見渡すと「Toshiba Dynabook」があった。

東芝 DynaBook KIRA V63

見た感じ、薄型で結構スタイルが良い。

持ってみると、1Kgちょいで十分モバイルPCとして活躍できる。

値段も3万以下(だったと思う)で値ごろ感があり、一気に購入対象にのし上がってきた。

(ちなみにDynabook SS RX2はLinuxを入れて使用しています)

惜しむらくは、画面の解像度が。。。FullHDには程遠く、1360x768とのこと。

現在VersaProの1280×800と大差ない。

でも、スタイル、性能はよさそうだったので、自宅に戻ってリサーチ開始。

DynabookのV63というモデルだが、バリエーションが結構あるようだ。

その中でも気に入ったのが、Dynabook KIRA V63PSというモデル。

拡張性は無いものの、メモリ8GB、モニタの解像度はFullHD。

しかもCPUは第5世代のCore-i5ということで文句なし。

早速オークションで物色するが、出品数が少ない。

5件もなかっただろう。

しかもほとんどが4万円近くする。

確かに性能を考えると4万円出してもいいくらいだが、さすがにヤフオクで

そこまで出す気にはならない。

検索条件を変えていろいろと調べてみると、ジャンク品が出てた。

ジャンクといっても、OSが無いのとACアダプタがないくらいでBIOS起動や、

画面表示には問題ない模様。

3人くらいで入札バトルを行い、税込みで2万ちょっとで落札した。

出品者は、インバースという中古PCのお店なので安心して取引を行った。

届いたパソコンは、まさに理想と言えるスタイル。(中古の安いモデルの範囲で)

早速OSをインストールして使用してみると、問題なく動作する。

パワーアップの楽しみはないが、4年くらいは使い続けることができる相棒となることだろう。