かなりはまったので、ここに形式知として残しておきます。

装着したパソコン、WiFiモジュールは次のとおりです。

PC NEC Versa-Pro PC-VY14ACZ7W (2009~2010年製)
NECの企業向けウルトラモバイルで、WAN(SIMカード使用して3G接続できる)機能
を搭載しているモデル
(ほとんどのSIMがLTE対応となった今、無用の長物となってしまいました。)

Intel Dual Wireless AC7260
Bluetooth 4.0と無線LAN機能

まずはPCの開封です。

このモデルはキーボードがペラペラなので注意してください。
逆に多少曲がってもすぐに調整できるのですが。
分解に関してはここに動画(https://youtu.be/VNGZ3Ukowis)で説明されていますので

こちらを参考にしながら丁寧に外していきます。

搭載されていたWANモジュールはフルサイズとでもいうのでしょうか?
今回購入したものはハーフサイズでした。

WANモジュール

本当はフルサイズを探していたのですが、固定孔が写真からは判断できなかった
ので、やむを得ずハーフサイズを購入しました。

そのため、スペーサーも一緒に購入する羽目になりました。

モジュールの交換

さてさて、そのままこのカードを挿入してもいいのですが、挿入すると
無線LAN機能がONに出来ない
という問題に遭遇しましたので、適切な処置を行います。

世の中には、努力家(?)がいまして、どのReservedピンをOPEN(接続しないという意味)に
したら、使えるようになるかと調べてくれた人がいらっしゃいました。

その方の調査結果から、20pinをOPENにすると正常に無線LAN機能がON出来るようで
ここをマスクします。

セロテープで実行しようとしたのですが、100円ショップの安物テープなので
万が一溶け出して別端子がOPEN状態になったら困ります。
なので、奮発して耐熱、絶縁テープを購入しました(それでも300円程)。

端子にマスクするなんて初めての経験です。
(とはいえ、仕事的には周りの人に「OPENにして測定したら」と軽く言っていますので
緊張感は全然ないですね。)

これで行けるはずです。

スペーサーも装着して、アンテナも接続して。。。
これで完璧なはずです。

Intelのドライバをダウンロードしてインストールすると。
変なメッセージが出ていますが、正常に通信できます。
(同じ無線LANモジュールを使用している会社PCも同じようなメッセージが出ていますね。
余り気にしない事にしましょう)

ともあれ、このUSBの出っ張りがなくなって、気分的にかなりスッキリしました。

USB Wifi

内蔵化

古いPCをマダマダ現役で使用するつもりの人は是非チャレンジしてみて下さい。